SEB08〇 『永遠の仏陀』第3章 精進の力②

 

[精進の力②]

第3章の要点と結論

・今回は、前回に引き続いて、「精進の力」ついて学んでいます。「精進の力」を身につけるための要点は、次の三つです。

① 命をかける
・仏は、「精進は命をかけて行うもの」と説かれています。
・これを、「現実の問題として考えられるか」どうかがポイントです。

② 当たり前のことをやる
・「命をかける」というのは、非常に厳しい教えですが、仏の見方からすると「当たり前のことを当たり前にする」という教えでもあります。

③ 心の弱さと徹底的に戦う
・「命をかける」のが、厳しく感じられるのは、己の心の弱さのせいです。
心の弱さと戦うのが、仏弟子の使命です。

 〇 生命(いのち)をかける

『永遠の仏陀』では、次のように説かれています。

過去の求道者は、すべて、
己の生命をかけて精進してきたのだ。
精進とは、そのようなものなのだ。
生命をかけて行うものだ。
生命をかけるとは、いかなることか。
それは、
自分の求めているものの値打ちを
知るといういことなのだ。
その真なる値打ちを
知るということなのだ。
これが、人生最大の悦びとなる。

真理を実践しようとすると、いつもでてくる矛盾が、「仏のお言葉は真実」だが「現実には実践するのが難しい」ということです。
・このようなときに、私が、いつも考えるのは、第2章ででてきた「自分の中道」です。簡単に言えば、自分で最善を考え、実践しようとして、反省することです。(毎日、未熟な自分を確認することになりますが、それが自分の実力と思い耐えるしかありません。)

今回の結論

・自分なりに「命をかけよう」と思う。そして、実践、反省を通して、最後は真理に戻る。

 

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